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「職場の人間関係」はサラリーマン最大のリスク!どうやって回避するのが良いか?

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仕事をする上で抱える悩みは色々ありますが、職場の人間関係によるストレスというのはかなり上位に来るのではないでしょうか?

働いてみると、本当に世の中にはいろいろな人がいるなあと痛感します。

なかには相性が悪いだけではなく、ほとんどサイコパスなのでは?と疑うような人までいて、人間の奥深さを感じずにはいられません。

今回は私が出会ってきたとんでも系の人たちをご紹介するとともに、どうやって職場の人間関係というリスクを回避するのが良いのか考えてみたいと思います。

結局一番いいのはこうした人には近づかないこと。向こうが離れないのなら、こちらから離れていくのが確実です。

あなたは躾がなっていない!?

先日のことなんですが、私の所属する部署全員にあててこんなメールがきておりました。

” 給湯室の片付けの件ですが、今回も散らかって使っている人がいました。毎回注意していますが、何度いえば分かるのでしょうか?少なくとも、普通の家庭で育ってしつけを受けた人であれば、当たり前にできることです。こんなメールを出さなくてはいけないなんて、悲しくなります。”

メールの差出人は、50代の営業担当の女性の方です。

いやー、どうですよこれ。

私はこのメールを見て戦慄を覚えましたよね。

かわいそうに、犯人(?)の新入社員の女の子は泣きながら謝っておりました。

それにしてもね、しつけときたものです。私なんかはひねくれ者なので、こんな怪文書をわざわざメールで全部書宛てに出すほうのしつけを疑ってしまうんですがね。。

確かに使ったものを片付けるのは大切なことではありますが、こんなメールを営業が個人的に出すなんてありえないですよね。普通の感覚であれば、総務やファシリティに言えば済む話です。

でもこの営業の方、社歴も長くて業界に知り合いも多いものだから、お山の大将状態なんですね。

私はマーケティング所属なんで、この方とは同僚というわけではないんです。でも私のほうが社歴が浅いもんで、色々な雑用を押し付けられております。いや、それマネージャー通して依頼してよ、という感じですが、お構いなしです。上は上で腫れ物に触るようにしているので、誰も注意できません。

いやはや、サラリーマンというのは大変なものですね。どんなに変な人がいても、うまくやっていかなくてはなりません。

ハイパフォーマーの上司に出会ったら?

私なんかは部署も違うので、今のところのらりくらりとかわしています。でもこの営業の方が自分の同僚だったり、あるいは上司だったりしたらと思うと、ちょっとゾッとします。

このブログでも何度か取り上げたように、私は前職を1年あまりで退職しています。その原因の大きな部分は、上司との相性が悪いことからくるストレス障害によるものでした。

(参考記事)転職失敗!?半年でうつ気味になったときに役立ったのは会社を辞めるための避難経路だった。

この人はほとんど寝ないで仕事を続けることができるので、私は彼のことを密かに「ビジネスマッチョ」と呼んでいました。最近知ったのですが、こういった人のことを「ハイパフォーマー」と呼ぶみたいですね。

確かに40代そこそこで出世街道のほぼ頂点までたどり着けるのは、仕事のパフォーマンスが極端に高いからでしょう。でもそのパフォーマンスの裏には、こき使われて奴隷のように搾取される数多くのスタッフ社員がいたことを、私自身が身をもって経験しました。

私は自分ではストレス耐性が高い方だと思っていましたが、それが幻想であることを思い知らされました。全てを拘束して支配しようとするタイプの人と働くことは、ほとんど不可能でした。

配置転換などの制度を利用して上司を変えようと努力しましたが、平社員の私の一存ではどうなるものでもありません。結局、体調不良ということで退職の道を選びました。

会社で働く以上、どんな人と巡りあって一緒になるかは蓋を開けてみるまで分かりません。本当に苦手な人が同僚や上司になってしまった場合、無理して一緒に働くと体調を壊してしまいかねません。そういうときは、諦めるほか手はないように思われます。

サラリーマンにとって職場の人間関係というのは、自分ではどうすることもできないリスクなんですよね。

人間関係リスクはサラリーマンだけの話か?

そもそも職場の人間関係のリスクって、会社員だけに限ったのものでもありません。

私は民間企業に移るまでは大学の研究所で研究をしていました。そこでは、悪魔の所業かよ!みたいなことをする教授と働いていました。

自分だけが「正社員」身分であることをいいことに、契約社員扱いの研究員は自分の駒のように使います。学生にいたっては文字通り奴隷でした。必要なデータだけあつめたら、自分でチャチャッと論文を書いて終わり。学生や研究員の進路やキャリアなどはお構いなしに、ただひたすら自分の業績を上げることだけに血眼になっていたのですね。

考えてみれば民間企業のような流動性が低い分だけ、大学の方がより悪質かもしれません

企業の場合、どんなに嫌な上司でも5年くらいがまんすれば配置換えなどで離れられる可能性があります。これが大学の場合は、20年、30年と一緒に働かなくてはならないケースもざらにあります。こうなってくるともはや、中小企業のワンマン社長みたいなもんですよね。

職場の人間関係から逃れるためには?

こうやって考えると、社会に出る以上は、とんでもない人たちと一緒に働かなくてはならないというリスクを覚悟するしかありません。

人間関係に悩みたくない場合は、フリーランスとなって働くという手がありそうです。ただ、いきなり独立して働けと言われても、ほとんどの人はとまどいますよね。

そこで私の考える、職場の人間関係を解決するための考え方をご紹介します。

まず一つは、嫌になったら逃げ出すこと!

同僚や上司を、自分の力で変えることは困難です。だったら、自分からその場所を動けばよいのです。転職はそのためのもっとも確実な手段です。

同業他社への転職であれば、特別なスキルがなくても有利な条件で転職できる可能性が高いです。そのためにも、日頃から競合の求人動向などをチェックしておきましょう。

もう一つの考え方は、副業を積極的にすること。

収入の道が1本であるからこそ、今の職場から離れることを恐れるのです。その結果、職場の人間関係くらいなら我慢するしかないとなってしまうんですよね。

それが、副業で収入の手段を複線化しておけば、今の仕事に対するこだわりも減るはずです。結果的に、嫌な相手のこともどうだって良くなるかもしれません。副業が順調に伸びれば、独立して自由な働き方を手に入れることだってできます。

副業っていっても何をしたらいいのか分からいのであれば、とりあえずブログで文章を書いてみるという手もあります。イケダハヤトさんの本を読むと、こんな世界があるのかと気付かされると思いますよ。

まとめ

これは私の持論でもあるんですが、自分でどうにもならないことは、いくら考えたって無駄なんですよね。職場の人間関係というのは、まさにこうした種類の悩みです。

相性が悪かったり、サイコパスみたいな人とは、どうやったって仲良く働けるわけがないんですよ。

だったらそんな人たちのことなんて無視して、自分の力で変えられる方法で人生を変えたほうがはるかに効率的です。実際、わたしは今までそうやってヤバイ人たちから距離を置いてきました。

転職というのは、今のところそのためのもっとも効率的な手段だと思います。人間関係で悩んでいるくらいなら、あたらしいところに移ったほうが健康になれますよ!

⇒ 職場にヤバイ奴が来たら、さっさと転職エージェントに相談しましょう。避難の準備は早めが肝心です。
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  • 管理人プロフィール

ケンドー修介

東大を卒業して研究者の道に進むも、アカデミアの厳しい現実に直面してドロップアウト。 夢破れて借金あり、なんて言ってもいられず、30半ばから資産形成を開始。インデックス投資のほか、仮想通貨やブログ運営による収益化も組み合わせています。 副業ブログによる収益は、初年度で100万円を超えました。

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