お金 生活

専業主婦の妻が3才児を保育園に預けて働きに出るようになった訳とは?

更新日:

終身雇用制が終わりを迎えつつある日本において、将来のための資産をコツコツと築き上げていくことは重要です。

特に夫婦共働きの二馬力の場合、資産の増加具合は単身者に比べて圧倒的なスピードになります。これは税制上、ひとりで頑張って働くよりも、二人で手分けしたほうが有利だからですね。

ということで、結婚したとしても働き続けることが資産形成の上では絶対的に欠かせません。

しかし、なんらかの理由で結婚後に配偶者が仕事を辞めざるを得ないこともあります。そんな場合、復職するにはいろいろな障害があり、共働きに戻るには一筋縄ではいきません。

私たち夫婦の場合も、私が研究者となって地方へ引っ越したり、子どもができたりと色々な理由があって、妻は仕事を辞めて専業主婦となりました。

そんな我が家ですが、今では子どもを保育園に預け、妻は働きに出るようになっています。

今回は、専業主婦だった妻が働きに出るようになった理由、保育園入園の事情、そして夫としての私の役割などについてご紹介してみたいと思います。

専業主婦の奥さんに、できれば働きに出てもらいたいなあなどと思っている方などは、是非とも参考にしてみてください。

幼稚園か?それとも保育園か?

専業主婦だった妻が、最初に働きに出ることを意識しだしたのは、子どもが幼稚園に上がるタイミングのときでした。

私たち夫婦が住んでいる地域では、公立の幼稚園は3才児クラス、つまり年中クラスからしか入れませんでした。ちょっと人見知りで一人っ子だった息子のことを考えると、集団行動には早めに慣れさせてあげたいところ。

ということで選択肢としては私立幼稚園になるのですが、学費や制服代など結構馬鹿にならない金額がかかるんですよね。

お弁当も作らなくてはならないし、送り迎えに自転車は使ってはいけないなどのルールがあって、これはなかなか大変そうだぞという雰囲気に。

なかでも一番のネックとなったのが、幼稚園の終わる時間。2時過ぎには家に買ってきちゃうんですよね。これは正直びっくりでした。

お弁当の支度をして送り出して、家のことをちょっとやったら、もうすぐにお迎えの時間。

おじいちゃんおばあちゃんも近所に住んでおらず、ワンオペ育児が続いていた妻にとっては、もうそろそろ子どもと離れた時間が欲しいところではありました。

ということで、幼稚園に預けるくらいなら働きに出て保育園に預けたほうが、家族全員にとって幸せではないのか、という考えが芽生え始めたのです。

待機児童問題を目の当たりにする

善は急げということで、さっそく区役所に行き保育園の情報収集をすることに。ところがそこで目にしたのは、いわゆる待機児童問題でした。

ちなみに当時、私はいろいろな理由で仕事を辞めざるを得ない状況に陥っておりまして、失業状態の真っ只中でありました。
(当時のことについては、こちらの記事をご覧ください ⇒ 無職期間は人生の振り返りポイント。どーんと構えて、転職を成功させよう。

保育園に入るには最低でも夫婦共働きと言われている中で、私が失業しちゃってる状態ではスタートラインにも立てない状況でした。いわゆる保育園入園のための点数というやつ、夫婦共働きで40点なんですが、その当時の我が家の点数は一桁代だったと思います

ということで、そのときは保育園問題は一旦棚上げして、まずは私が就職するところからだよねー、ということになったのでした。

ただ保育園に入るにはとても高い壁があること、仮に妻が働きに出られるようになったとしても、必ずしも保育園に入れるとは限らないかもしれないということを、このときになって知ったのでした。

働くのが先か、預けるのが先か

その後ほどなくして私の就職先が決まり、我が家の状態は落ち着きを取り戻し始めました。

そうすると、いよいよ保育園に預けようということになるのですが、ここで素朴な疑問が湧きます。

保育園に入れるには妻が働いていなければなりませんが、そのためには就職活動をしなければなりません。ところが就職活動をしようとなると、子どもの面倒を見てもらわなければなりません。ということで、この「卵が先か。鶏が先か。」問題に直面することになってしまいました。

待機児童問題がクローズアップされており、点数が42点あっても厳しいとか言われている状況で、専業主婦の妻が子どもを保育園に入れることは不可能なように思われました。

すわ万事休すかと思ったのですが、結論から言うと子どもを保育園に入れることはできました。これにより、妻は就職活動に専念することができたのです。

私が思うに、子どもを保育園に預けることができたポイントは2つあります。

まず第一に、待機児童問題がもっとも顕著になるのは0歳時の子どもの入園だという点です

そもそも0歳の子と3歳の子では、保育にかかる手間が全然違います。そのため、保育園の定員は年齢が上がれば上がるだけ増加します。うちの子どもは2歳児クラスだったので、区内中を探せばどこかに空きを見つけることはできたのです。

ただ、正社員として働いている母親としては0歳時点から子どもを保育園に預け、自分は早く復職したいと考えるでしょう。正社員枠というのはある種の特権階級なので、この身分を手放したくないと考えるのは当然です。そのためには育児休暇の時間を極力短くして、0歳の段階から保育園に預けることが必須です。

つまり受け入れ体制がもっとも脆弱な0歳児クラスに、一番大きな需要が重なってしまうんですね。

こうした問題を解決するには、保育園の数を増やすといった対策だけではなく、女性が、あるいは男性も含めた私たちが、働き方や正社員制度といったものと向き合わなければならないと思います。

さて私たちが子どもを保育園に入れられた第二のポイントですが、これは足繁く区役所までいって何度も情報をもらってきたことだと思います

区役所には保育問題のアドバイスをしてくれるボランティアの方がいて、定期的に相談会を実施してくれています。ホームページなどを見ていても分からない生の情報をもらうのに、これほど役立つ人たちはいません。

働きたいのなら、どんなに遠くてもいいからまずは子どもを保育園にいれちゃいなさい、2歳児クラスならどこかに空きはあるから。

こういったアドバイスをもらっていなかったら、私たちはいつまでたっても最初に一歩を踏み出せなかったと思います。

ということで、保育園問題はネットにある情報だけを見ていても解決しません。是非とも自分の足を使って情報収集に励んでください。

まとめ

こうした努力の甲斐もあって、妻は働き口を見つけることができました。

10時〜16時の時短勤務ですが、徐々に仕事にも慣れてきており、いずれは本格的にフルタイムで働けるように準備を始めています。仕事も面白いらしく、キャリアアップのために資格の勉強も始めたいと言っています。

今回は専業主婦の妻が働きにでるに至った過程をまとめてみました。最後にまとめると、

  • 幼稚園に通わせるより、保育園の方が負担が少なそうだった
  • 待機児童問題は、世間で言われているほど恐ろしくはなかった
  • まずは保育園に預けること。仕事はなんだかんだで見つかる

といったところがポイントだったかなと思います。

家計のことを考えると専業主婦でいるよりは共働きを選択したほうが、どう考えても有利です。

奥さんに働いてほしいけれど、子どもも小さいし、保育園に入れられるかわからない。そんな方は私の体験を参考にしつつ、夫婦で話し合ってみてはいかがでしょうか。

家計のことをより深く考えるためのおすすめ記事

金銭感覚が異なる夫婦が家計管理をうまくやるためのコツ
マネーフォワードを使って1年間で100万円貯金するためのおすすめの使い方は?
【迷ったら負け!?】初心者が悩まず投資信託を積み立てるおすすめの方法

ad

ad

-お金, 生活

Copyright© ポスドク転職物語 , 2017 AllRights Reserved.