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確定拠出年金を始める際に知っておくべき「2つ」の手数料

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転職の際に確定拠出年金の手続きをおこなわず放置してしまう、いわゆる401K難民が増えています。

前回の記事で書いたように確定拠出年金は「絶対儲かるうまい話」(by 山崎元氏)ですので、運用しない手はありません。転職時にすでに拠出金がたまっているのであれば、個人型の確定拠出年金を始める絶好のタイミングです。

今回は個人型の確定拠出年金を始める際に最大のポイントとなる「2つ」の手数料について解説してみたいと思います。

これらの手数料を考えた結果、私は楽天証券で確定拠出年金の運用をすることにしました。

金融商品の選び方は手数料で決める

山崎元氏の記事を読んで本格的に確定拠出年金を始めようと決意するわけですが、その際にまず最初に悩むのが、どの商品にどれだけの割合で運用していくかということでした。申込書にずらりと並んだ金融商品からいくつかピックアップし、それぞれの運用割合を決めていくわけですが、投資などしたことのないほとんどの人にとってどれを選んだら良いのかまったくわからないと思います。

その点、山崎氏の主張は明快であり、要は手数料が安いものを選ぶのが鉄則であると言っているわけです。金融商品、中でも元本割れのリスクのある商品というのは、将来儲かるかもしれないし損をするかもしれない、という不確定な部分が必ずあるのですが、手数料というのは絶対に損をすることが事前にわかっている部分なわけですから、この部分は少なければ少ないほど良いというわけです。

現在は投資信託商品の健全なる競争の結果、運用手数料については0.2%程度のものが登場してきています。にも関わらず、一部の投資信託は今だに1%以上の手数料を取っているわけで、こんなものをわざわざ選択する理由というものは全くないわけです。

手数料についてはこのように非常に明確な説明ができるのですが、多くの確定拠出年金の申込書にはそんな情報は一切載っていないんですよね(なお楽天証券で申し込みをした際に送られてきた小冊子には、しっかりと大きな字で金融商品の手数料が書かれていました)。私が前職でなんとなく選んでいた商品も、手数料が1%以上も取られてしまう、いわゆるアクティブファンドと呼ばれるものでした。

確定拠出年金をリスク型の金融資産で運用する場合、手数料が0.2%程度のインデックスファンドと呼ばれるもので運用するのが原則となっています。

手数料の安い先進国株式型のインデックスファンド

インデックスファンドについては別の記事で紹介したいと思いますが、要は日経平均株価やTOPIXなどの指標(インデックス)に従うように運用される投資信託のことを指します。機械的に構成銘柄を買い付けていきますので、運用のための手数料が非常に安価になっているのです。

ということで、山崎氏が著書の中で薦めている手数料の安い先進国株式型のインデックスファンドを年金資産の運用にあてることにしました。

ネットなどの情報を調べてみますと、2017年初頭の時点でこのようなファンドは以下のようなものがあります。

  • <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(0.20%)
  • たわらノーロード 先進国株式(0.225%)
  • 三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(0.25%)

※カッコ内は税抜き手数料 2017年1月現在

ところが調べてみたところ、私が転職後に移管した金融機関ではこれらの投資信託の取扱いはないようでした。そこで、これらの商品を取り扱っている運用管理機関へ移管する必要が出てきたのです。

馬鹿にならない運用管理機関の手数料

運用管理機関について調べていくうちに、驚くべき事実を知りました。それは運用管理機関に資金を預けるだけでも手数料が取られてしまうということです。私の場合は年間4000円弱の手数料がかかっていました。20万円の資金に対して年間4000円はいくらなんでも高すぎます。

そこで調べたところ、楽天証券やSBI証券のようなネット系の証券会社ではこの手数料が無料であることが分かりました。

手数料無料となるには口座残高の条件などがあります。時期によってはキャンペーンをおこなっていることがありますので、それぞれの会社のホームページで最新の情報を見ておくことをお勧めします。いずれにしても、2017年初頭では楽天証券かSBI証券を選んでおけば間違いはないです。

さらに都合の良いことに、楽天証券では「たわらノーロード先進国株式」の取扱いがあることが分かりました。これで手数料の安価な先進国株式型のインデックスファンドを選択することができます。

運用管理機関の変更手続自体は楽天証券のサイトから簡単におこなえます。申し込みをすると書類が送られてきますので、必要事項を記入して送り返すと、国民年金基金連合会での審査が行われ、審査が無事完了すると楽天証券に年金資産が移動されます。私の場合、申込みをしてからだいたい1ヶ月半くらいで資産の移動が完了しました。

まとめ

今回は個人型の確定拠出年金を始める際に注意しておかなくてはならない2つの手数料についてご紹介しました。

1つめめは運用商品の手数料で、これについては手数料0.1−0.2%程度のインデックスファンドで運用することがポイントでした。

もう1つの手数料は運用管理機関に支払う手数料で、現在のところネット系の証券会社の手数料が無料となっていることから、これらの中から選択することが重要です。

これらの結果、私は楽天証券で個人型の確定拠出年金の運用を始めることにしたのでした。

ここまででは資金が楽天証券に移っただけであり、ステータスとしては今だに「運用指図者」のままです。掛け金の拠出を始めるためには、資金移動が無事完了してから更に手続きをすることになるのですが、この部分で私は少しつまづいてしまいました。この点については次回に詳しく述べたいと思います。

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